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解説記事
学生援護会ROCBULL VS IBM BigBlue
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
学生援護会ROCBULL 0 0 7 7 14
IBM BigBlue 0 0 7 0 7

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学生援護会が堅実なプレーで待望の白星獲得!

 リーグ最終節。前日の陽気とはうって変わって、どんよりとした天気の横浜スタジアムでは、入替戦回避をかけた学生援護会ROCBULLとIBMBigBlueの熱戦がくりひろげられた。

 試合は、堅実なプレーで勝機を確実にモノにした学生援護会が勝ち点2を獲得し、IBMの入替戦出場が決定した。
 「入替戦が嫌だから勝ちたいのではなく、とにかく一勝を」と、学生援護会の松岡コーチは語るが、やはり入替戦のプレッシャーが勝負の明暗を分けたのかもしれない。

 第1Qは、両チームともに短いゲインでドライブを重ねるものの、決定打が出ずパントの応酬。第2Q開始早々にIBMが得点機を掴む。
 自陣5ヤードという悪いフィールドポジションから、先発QB岡村に代わって出場のQB柴田が、RB礒谷のランを中心に連続ダウン更新して、ゴール前へと前進。
 ここで、最終戦でやっと完全復帰のWR天谷にTDパスを通すも、反則で無効となってしまう。

 さらに第2Q終了間際、エンドゾーンまであと2ヤードまでと迫り、IBMが再び先制のチャンスを迎える。
 ボールを持ったRB磯谷がエンドゾーンに飛び込むが、なんとファンブル。こぼれたボールを学生援護会のDB中島が、エンドゾーン内でリカバーしてタッチバック。
 2度目のTD無効に、IBMスタンドからは大きなため息がもれる。結局、前半を0−0のままで、ゲームは折り返した。

 前半、学生援護会の66ヤードに対し、181ヤード獲得で、ゲームの主導権を握っていたIBMだが、この2つのミスが後半に重くのしかかる。

 焦りの見えるIBMを尻目に、学生援護会QB増田は冷静にゲームを進めていた。前半はRB片岡、中島の地上戦中心だったが、後半になると要所でTE守田、WR川崎らへのパスを通す。
 第3Q5分40秒。地道な粘りで、オフェンスを支え続けたOL陣の踏ん張りに応えるかのような、あざやかなTDパスをWR川上に決め先制。7−0とゲームが動き出す。

 IBMはQBを再び岡村に戻し、反撃にでる。続くオフェンスシリーズを丁寧にドライブして、最後はエースWR安田への29ヤードのTDパスで、試合をふり出しに戻した。

 「前半ももっと投げたかった」と話す学生援護会のQB増田だが、勝負どころで繰り出すパスの威力は絶大。すかさずWR川崎へのパスを決めて、敵陣6ヤードまで攻め込む。
 皮肉にもゴール前での反則で罰退した10ヤードのおかげで、WR松本がフリーになって、TDパスをキャッチ。14−7と再びリードを奪う。

 試合残り時間は11分。まったく油断できない学生援護会。もう一本TDをとって余裕をもちたいところだが、IBMのディフェンスがそれを許さない。
 残り時間4分頃にも、敵陣17ヤードまで攻め込んで、学生援護会がダメ押し点のチャンスを得るが、ここでファンブルをリカバーされ、攻撃権を失ってしまう。

 最後のドライブにかけるIBM。ブランクを全く感じさせない動きのWR天谷へのパスなどで、ゴール前へと押し寄せる。
 4thダウン。エンドゾーンまで残り4ヤード。自らのキーププレーで勝負をかけたQB岡村だったが、ついにエンドゾーンを割ることは出来なかった。

 ファイナルスコア、14−7。息詰まる熱戦は、沈着冷静なプレーで勝機をつかんだ学生援護会に軍配があがった。
 IBMは、獲得ヤード、ダウン更新数、ボール所有時間とも、学生援護会を大幅に上回ったものの、勝利につなげることはできなかった。
 特に前半の反則とファンブルが悔やまれる。

 学生援護会はディビジョン5位が決定。「この試合でメンタルの弱さを克服できた」と松岡コーチ。接戦をモノに出来たことで、来季につながるよい状態でシーズンを終えられたことに満足げだった。