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試合のみどころ
オービックシーガルズVS IBM BigBlue
連休明けの東京ドームで“熱い”秋の夜を
10月14日(火)東京ドーム KICKOFF 19:00

 開幕3連勝のオービックシーガルズ(オービックS)に、今季初白星をかけて挑むIBM BigBlue。
 まずはオービックS。パールボウル準優勝と幸先のいい成績を残したプレシーズンマッチだったが、今季の戦いぶりにはファンならずとも首をかしげたくなるところであろう。
 前節の学生援護会ROCBULL戦こそ大量得点で逃げ切ったものの、初戦の五洋建設パイレーツ戦、第2節のオール三菱ライオンズ戦ともに、ロースコアゲームで「辛くも逃げ切った」感が強い。

 3連勝こそしているものの、このところ試合後は、渋い顔でスタジアムを後にするオービックSの大橋ヘッドコーチ。
 豊富なタレント選手をそろえ、多くのフットボーラーにとって憧れのチーム“シーガルズ”を率いる指揮官の顔に、「快勝」できないことへの焦燥感が伺える。

 同じくCENTRALを3連勝中で、最終節に対戦予定のライバル・鹿島ディアーズとは、得失点差ですでに大きく離されてしまっている。
 一試合平均18得点。EASTで上位を走る富士通フロンティアーズや、オンワードスカイラークスと比べてみてもその差は歴然としている。

 W杯にも参戦し、ベテランの風格が漂う「ダイスケ」ことQB高橋を中心として、QB井上、岩本ら経験豊富なQB陣に大きな不調は見受けられない。
 また昨季より加入した法政大出身の若手RB白木、お馴染みチームの顔・RB古谷、米田らも好調だ。強いてあげるとすれば、SE清水(謙)に若干の故障があり、思うように走れないことへの不安はあるが、SE脇田、前川らのトップアスリートが揃っている。

 五洋建設戦後に大橋ヘッドコーチがもらした「かみ合わない」の一言にすべては集約されるのであろうか。ただ付け加えておくならば、今季のCENTRALは、ディフェンスの仕上がりの好調なチームが目立つ。
 そういった意味では、今回の対戦相手IBMもディフェンスの奮闘が際立つチーム。
 今春、AF2(アリーナフットボール)に参戦したCB阿部を中心に、早い集まりでロングゲインを許さない。
 降雨の悪コンディションとはいえ、第2節の鹿島戦で、圧倒的な破壊力をもつ強力オフェンス相手にエンドゾーンを割らせることなく、失点をフィールドゴールのみに抑えた。
 今回対戦するオービックSも、常にリーグ上位に位置する強豪チームであるが、高い集中力で失点を2TD以内に収めれば、IBMに勝機がみえてくる。

 また昨年まで、オービックSのコーチとして数々の華々しい実績を残してきたD.スタントが、今度は敵将となって古巣に戦いを挑むのも、注目のポイントだ。

 IBMとしては早いタイミングで、オフェンスに攻撃権をもたせ、焦ることなく確実なボールコントロールを心がけたい。
 前節の五洋建設戦では僅差の黒星を喫しただけに、ここで大金星を挙げて勢いを取り戻したいところだ。

 そのためにはQB岡村を中心としたミスのない高い精度のオフェンスが要求される。
 新人ながら既にエース格のRB礒谷や、WR安田、円谷といったタレントバックス陣と、QB岡村自らの足を使い、的を絞らせない展開で得点をあげたい。

 IBMが勝てば今季初白星となるだけでなく、今後のリーグ戦の動向に大いに影響してくる。注目の対決は火曜日の夜。連休明けの東京ドームで“熱い”秋の夜が繰り広げられる。