アサヒビールシルバースター VS 東京ガスクリエイターズ |
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シルバースター、復活を誓う勝利! |
アサヒビールシルバースターが、前節の課題としていたボールコントロールオフェンスを展開。6本のTDを挙げ、FINAL6戦線に踏みとどまった。 東京ガスクリエイタ−ズは1本のTDに終わり3連敗。Xリーグ強豪からの手痛い洗礼を受け、悲願の初勝利は持ち越しとなった。 自陣30ヤードよりアサヒビールオフェンスの1stシリーズ。RB中村(友)、花房が運ぶゾーンプレーを軸にしたオフェンスを展開。 ゾーンフェイクからQB金岡からRB吉岡へのパス、ドロップバックしてからTE橋詰へのパスなどを絡め、最後はRB中村(友)のゾーンプレーでTD。7−0と先制した。 東京ガスはアサヒビールディフェンスに、RB吉川のダイブ、RB片山のパワー、カウンターは大きなゲインを奪えず、ドライブが続かない。 一方アサヒビールオフェンスも、4thダウンギャンブル失敗、K泉のFG失敗、などあって攻めきれない。 しかし「前節、オンワードスカイラークス戦での敗因として、ボールコントロールができていなかったのだが、今日は良かった」とアサヒビール深堀ヘッドコーチが語ったように、我慢して続けた成果が2Q途中より出てくる。 RB伊是名も加え、徹底したゾーンシリーズを展開。RB中村(友)がまたもゾーンで持ち込みTD。 自陣24ヤードから残り2分で迎えた前半最後のシリーズも、合計10プレー、東京ガスに残り8秒しか与えない見事な2ミニッツオフェンスを披露し、今度はRB伊是名が持ち込みTD。 21−0として前半を折り返した。 後半、東京ガスのオフェンスより試合が再開したが、いまだ活路が見出せず、ダウン更新ならずパントを蹴った。 が。ここでPR高橋がよもやのファンブルロスト。東京ガスに敵陣40ヤードからと絶好の得点機が巡ってくる。 ここを逃すまいと、東京ガスは一転してパスシリーズを展開。 QB井川がTE加藤へ2回続けてのパスをヒット。最後はWR金原へのパスでTD。21−7と反撃の狼煙を上げる。 アサヒビールは、前節に続いてのキッキングチームのミスが失点に繋がってしまっただけに、悔やまれる。 しかしアサヒビールは得点を量産し続けることで、悪くなりがちなムードを払拭し、チームを立て直す。 3QからQB東野が登場し、オフェンスを指揮。 RB吉岡のダイブ、WR高橋のリバース、TE大日向へのパスの3本のTD、そしてK泉のFGと得点を45−7とし、試合を決定づけた。 ディフェンスもDL佐々木、LB木村のQBサック、DB植田、河合のインターセプトなどのビックプレーも飛び出し、東京ガスオフェンスを133ヤードに押さえ込んだ。 アサヒビールの深堀ヘッドは、反則、ミスが多かったとゲームを総評し、「次の富士通戦に向け、まだチームのまとまりができていない。これから詰めて行きたい」と、次節の大一番に向け、豊富を語った。 一方、東京ガスの松田監督は「技術の高さを見せつけられた。格上に対して、とにかく我々は一つ一つのプレーをベストプレーに近づけるのみ」と、こちらも次節以降に向け、チームのまとまりを模索しつつ、それを相手にぶつける覚悟が伺えた。 |
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