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解説記事
オンワードスカイラークス VS 日産スカイライナーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オンワードスカイラークス 7 3 7 16 33
日産スカイライナーズ 7 7 3 0 17
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日産のオプションが冴え、ON−SKYあわや。幕引きはQB冨澤。

 パールボウルトーナメント準決勝の第2試合。昨秋のXリーグ王者・オンワードスカイラークス(ON−SKY)が、「ルネッサンス(=再生・復興)」のスローガンを旗頭に、IBMBigblue、アサヒビールシルバースターとの接戦を制し、予選リーグを勝ち上がってきた日産スカイライナーズと対戦した。
 日産が繰り出すテンポの速いランプレーにON−SKYが翻弄され、試合終盤まで競り合った展開となったゲームだったが、4QにON−SKYが集中得点を奪い33−17で決着。パールボウルへと進出した。

 開始早々、いきなり日産の攻勢。
 ON−SKYの先発QB小島が投じたパスをLB山本がインターセプト。敵陣38ヤードから、RB望月、田辺らのランでゴール前1ヤードに迫ると、RB望月が飛び込んでTD。7−0と先制に成功する。

 ON−SKYも反撃に出る。日産QB藤澤のパスをDBミッチェルがインターセプトに仕留めると、新人RB武田大(中京大)のランでダウンを更新。最後はQB小島からWR前田へ45ヤードのTDパスが決まり、7−7の同点とする。

 「前半は全然ダメ。日産の早いオプション攻撃に振り回された」。(ON−SKY野田監督)
 2Qに入っても、日産のオフェンスが冴える。自陣41ヤードからのオフェンスシリーズ。RB田辺へのピッチ、QB藤澤のキープなどで連続ダウン更新すると、ゴール前7ヤードからRB田辺がエンドゾーンを駆け抜けてTD。14−7と再びリードを奪う。

 これ以上引き離されるわけにはいかないON−SKY。50ヤード付近からQB小島からWR前田へのパスでダウン更新。敵陣25ヤード付近では、QB小島のスニークで4thダウンギャンブルを成功させる。
 相手の反則もあって、ゴール前9ヤードへと陣地を進めるが、ここはTDには至らず、新人K曽木知大(高千穂大)がFGを決め、14−10と追いかける。

 後半、日産は新人のQB吉田元紀(日本大)が交代出場。ショットガン隊形を交えながらのランプレーで敵陣へ入ると、K竹島が47ヤードのFGを決めて17−10。日産が点差を広げる。

 その直後。何となくいやなムードのON−SKYにビッグプレーが飛び出す。
 自陣深いところでキックオフのボールをキャッチした新人のKR杉原雅俊(日体大)が、快足を飛ばして相手カバーチームを振り切り、83ヤードのリターンTD。17−17と再び同点にする。

 そして迎えた最終Q。ここでON−SKYはエースQB冨澤を投入。
 ベンチの期待に応え、QB冨澤は自陣20ヤードからのオフェンスを、WR神への52ヤードTDパスで締めくくり、あっさりと逆転。
 続くLB石橋のインターセプトから得たチャンスも、WR神、井上へのパスなどで連続ダウン更新。K曽木のFGへと繋げる。

 試合終了間際には、新加入のQB奥(元ダイノス近鉄/日本大)も登場し、RB大谷のTDランを演出。ファイナルスコアを33−17とした。

 「この内容で(選手達は)いいと思ってもらっては困る」と、憮然とした表情の野田監督。「春の3試合目にしては非常にまずい内容。春だからこれでいい、ではなく春だからこそこだわりを持って着実に一歩づつ改善していかないと」と、手厳しい言葉で結んだ。

 「QB吉田はまだまだ基本になるプレーを理解し始めている段階」と日産の田中監督。「新人10人の存在が大きい。秋までに仕上げていくことで結果にも繋がると思う」と、予選リーグ突破に手応えを感じたようだ。