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試合のみどころ
松下電工インパルスVS オービックシーガルズ
オービックオフェンスvs松下電工ディフェンス
12月5日(日) 大阪市長居球技場 Kickoff 13:00

 WEST優勝の松下電工インパルスと、鹿島ディアーズとのFINAL6初戦を勝ち抜いたオービックシーガルズが、ジャパンXボウルへの切符をかけて、長居球技場で激突する。
 この両チームは2001年のFINAL6準決勝でも対戦しており、このときは激しいディフェンス合戦となり、4Q終了時点でも雌雄が決せず、タイブレークシステムの結果、松下電工が勝利を収めている。

 今季の松下電工は、WEST4試合連続完封という驚異的なディフェンスの戦力で勝ち進み、全勝決戦となったアサヒ飲料チャレンジャーズとのゲームも、追いすがるアサヒ飲料の猛追をふり切って、5年連続7回目のWEST優勝を果たした。

 対するオービック。今季は初戦から富士通フロンティアーズとの大一番と、タフなゲームで開幕。オンワードスカイラークスとのリーグ最終戦では、オービックの大橋ヘッドコーチ自らが「自滅」と称したミスが相次ぎ、ディビジョン優勝こそ逃したものの、「同じ過ちを繰り返さないため、チーム全体でどのようにゲームに取り組んでいくかを話し合った」(大橋ヘッドコーチ)と、この試合の反省をプラス方向への糧とした。
 迎えたEAST優勝の強豪・鹿島ディアーズとの対戦を僅差のロースコアーゲームで制し、チーム状態は、いまピークへと向かっている。

 このゲームでまず注目したいのが、オービックオフェンスと松下電工ディフェンスのマッチアップ。
 オービックフットボールの面白さは、常になにをやってくるかわからないアグレッシブさが身上。特に強豪チームとの対戦では、様々なアイデアを凝らした一発TDプレーを準備していて、対戦相手にとっては悩ましいところ。
 オフェンスの主軸は、松下電工の村上監督も警戒するエースRB古谷のランと、QB高橋(大)の豪快なパスアタック。レシーバー陣も今季好調のSE前川、新加入でいきなりエース級のWR水口(富士通より移籍)らをはじめ、どこからでもTDが狙える能力の高いタレント揃いだ。

 ランオリエンテッドのWESTディビジョンで鉄壁を誇ってきた松下電工ディフェンスが相手なだけに、RB古谷らのランで相手ディフェンスを徐々にコントロールしながら、パスでのビッグプレーを狙っていきたいところ。
 そのためにもオービックOL陣が、DL脇坂、山中ら松下電工の強力フロント陣のプレッシャーを、どこまで食い止めることが出来るのか。今季は、自らも積極的に動くQBとしてプレーを見せてきたQB高橋(大)のプレーぶりにも注目したい。

 ゲームの行方を左右しそうなのが、互いのキッキングゲーム。
 「キッキングゲームにポイントを置きたい」と大橋ヘッド。リーグ戦でオフェンスが手詰まりになった場面でも、しばしばゲームをブレイクしてきたのがオービックのリターンチームだ。DB里見、RB古谷、SE清水(謙)といった常に一発が狙える好リターナー達は、オービックの強力な“飛び道具”でもある。

 逆にFGなどのキッキングゲームでは、WESTナンバーワンのK/P太田を要する松下電工に分がありそうだが、「最大の課題はキックカバーチーム」と、村上監督もオービックのリターンチームには、警戒網を固める。

 戦力的な見どころではないが、奇しくもこのゲームには「エースQB高橋」が集結した。
 オービックのエースQB高橋大介、松下電工の“ダブル高橋”ことQB高橋幸次とQB高橋公一。強肩の大型大砲として存在感のあるQB高橋(大)に、松下電工の次世代エースとして成長してきたQB高橋(幸)と、奇跡のキャッチアップオフェンスが魅力のQB高橋(公)。
 いずれも持ち味の異なる3人のQB高橋が長居球技場のフィールドで競演する。最後に栄冠を掴むのは、どのQB高橋だろうか。

 CENTRALで最もアグレッシブなフットボールを展開してきたオービックと、WESTを圧倒的なディフェンスで制したパワーハウス松下電工の直接対決。Xリーグファンなら、おそらく「ぜひとも見たかった対戦」のひとつではないだろうか。
 1996年に現在のXリーグ体制となって以来、このような日本選手権レベルの好カードが頻出するのは、ファンにとっても「見逃せない週末」の連続となり、ジャパンXボウルへの期待感を醸成する。

 オービックは2年ぶりの王座奪回を目指して。また松下電工は現在のXリーグ体制となってから、いまだ届かない日本一の栄冠に向けて。関西初開催となる日本社会人選手権・ジャパンXボウルのフィールドに立つチームがこの日決定する。