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解説記事

松下電工インパルス VS ファイニーズフットボールクラブ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
松下電工インパルス 7 2 0 14 23
ファイニーズフットボールクラブ 0 0 0 0 0

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ディフェンス合戦を制し、松下電工が完封勝利!

 台風22号の影響で朝から雨模様の中、XリーグWEST第3節が行われた。
 台風の進路次第で、一時は開催も危ぶまれたゲームデイであったが、3試合全ての順延日時と緊急対策を準備して、開催に臨んだ運営スタッフの努力の甲斐もあって、第2試合が始まる頃には雨もあがり、結局全ての試合を滞りなく開催することができた。

 さて終始小雨模様となった第1試合。松下電工インパルスとファイニーズフットボールクラブの対戦は、戦前に松下電工の村上監督が「ウチはファイニーズのディフェンスが苦手」としていた言葉通り、松下電工のオフェンスはこの日の天候のように湿りがちな内容。
 ファイニーズディフェンスの健闘ばかりが目につく試合展開であったが、それ以上に強力な松下電工ディフェンスが、オフェンスの得点チャンスをつくり出し、チームに勝利を呼び込んだ。

 立ち上がりの両チームが、あっさりとパントに終わったあとのファニーズ。その前の松下電工のパントが良く自陣1ヤードからのオフェンス。エンドゾーン内からファイニーズQB荒木が投じたパスを松下電工のDB野村がインターセプト。松下電工はゴール前2ヤードといきなりの得点機を掴む。
 ここはRB石野が1発で駆け抜けてTD。7−0と松下電工がまず先制する。

 ファイニーズは、QB荒木のショットガン隊形からのパスを中心にオフェンスを展開しようとするが、松下電工のDL梶本、三輪、脇坂、山中、角田といったフロント陣の強烈なプレッシャーで、プレーがカタチになる前に崩されてしまう。

 「今日はノーズガードのDL藤原に尽きる。相手センターとのマッチアップでよく頑張った」と、ファイニーズの濱田ヘッドコーチ。松下電工戦に備えて準備したという3−4ディフェンスが良く機能し、松下電工のグランドアタックにロングゲインを許さない。
 また松下電工の先発QB高橋(幸)が投じるパスも「投げたいところを全部カバーされていましたね」と村上監督が語るように、DB若、長尾らが良く動き、簡単には通させない。

 互いにダウンを1回程度更新するだけで、パントの応酬が続きゲームはこう着状態となる。
 次にゲームが動いたのは、第2Qの5分過ぎ。ファイニーズが自陣7ヤードからのオフェンスシリーズで、松下電工ディフェンスの激しいプレッシャーを受けて、5ヤードほどロスした3rdダウンロング。
 エンドゾーン内でピッチを受けたファイニーズRB徳重が、松下電工DB仲田にその場でタックルされ、セーフティ。松下電工ディフェンスが2点を獲得する。

 オフェンスがなかなか進まない松下電工は2Q中盤からQB高橋(公)を投入。しかしこのオフェンスも、ファイニーズDL藤原、LB石川を軸とするフロント陣の踏ん張りや、DB山下、若らの的確なカバーで、ダウンを更新するのがやっとという状況。結局9−0のまま、前半を折り返した。

 後半に入るとファイニーズはこの日欠場のQB木下に代わって、QB浦野がオプションプレーでなんとか突破口を開こうとするが進まない。
 そのまま最終Qに突入。松下電工はここでキッキングチームが活躍する。

 ファイニーズが自陣20ヤード付近で蹴ったパントをPR小林がビッグリターン。敵陣24ヤードからとオフェンスにチャンスをつくる。
 ここで再び登場のQB高橋(幸)が、ロールアウトで相手ディフェンスから逃れながらWR丸山にパス。WR丸山もディフェンスの手が肩に届きながらもそれをふり切りTD。松下電工がようやく追加点を奪う。

 試合残り時間4分頃からも、PR小林が再びビッグリターンを奪い、敵陣21ヤード。
 そのRB小林のドロープレーでダウンを一つ更新すると、RB石野がファイニーズディフェンスの壁に一度当たりながらも、しぶとく走ってTDラン。23−0として試合に決着をつけた。

 「このような展開は予想してたが、ベンチワークも含めてアジャストが上手くいきませんでした」と村上監督。「攻めどころはあったけど攻めきれなかった。ディフェンスが良く止めてくれたので助かりました」と、3試合連続の完封勝利を掴んだディフェンス陣に感謝をした。

 一方ファイニーズの濱田ヘッドは「ディフェンスは100点満点」と胸を張る。「初戦、第2戦とディフェンスの崩れからズルズルといってしまったので、今日は引き締めて臨んだ」と、ここから始まるサバイバルマッチに備えて、手応えを感じていた。