松下電工インパルス VS SRC神戸ファイニーズ |
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圧倒的な強さで松下電工が3連続完封勝利 |
ここまで2試合連続完封勝利と強力なディフェンスで勝ち進む松下電工インパルスと、まだ勝ち星に恵まれないSRC神戸ファイニーズの対戦は、大量9TD、1FGを奪う猛攻で松下電工が完勝。 完封も3試合連続と鉄壁のディフェンスを見せつけた。 個々の能力で勝る松下電工。開始3プレー目のオフェンスでRB#20石野がボールを受け取ると、そのまま55ヤードを走りきってTD、強烈な先制パンチを浴びせる。 さらに、SRC神戸のQB#18佐藤が細かくパスを繋いで何とか活路を見いだそうとするところを、LB#5桐生がタイミングを見計らってインターセプト。そのまま79ヤードをリターンしてTDを奪う。 次のシリーズでも、SRC神戸が流れを変えるべく投入したQB#8荒木に対し、激しいファンブルフォース。 |
ゴール前14ヤードの位置でターンオーバーを奪うと、RB石野が、エンドゾーンに駆け込みTD。1Qだけで、早くも21−0とゲームの趨勢を決めてしまった。 「今日はランナーがいいところでよく走ってくれた」と松下電工の村上監督も満足げだ。 2Qに入っても松下電工の猛攻が止まらない。4thダウンに追い込まれたところでパントフェイクのパスを成功させダウンを更新すると、RB#1小林が中央突破から28ヤードTDラン。 |
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ディフェンス陣がファンブルリカバーから奪った敵陣35ヤードのチャンスも、RB石野のTDランに結びつけ、得点を重ねる。 後半はQB高田が落ち着いてオフェンスを指揮。WR#31樫野、#81塚崎へのパス、RB石野、QB高田自らのランなどでドライブを重ね、3Qの全シリーズをTDで完結。 4Qには、「いいパスを投げる」と村上監督も期待する3番手QBの#18山村が今季初出場を果たすなど、余裕のあるところを見せた。 |
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「最初から気持ちで負けている。もっと気迫をこめて向かっていかないとダメだ」と、悔しがるSRC神戸の山下ヘッドコーチ。 時折、RB#27草清が有効なゲインを奪うものの、松下電工の激しいディフェンスに5つのターンオーバーを喫し、結局最後まで打開策が見つからないまま試合を終えた。 次節、松下電工は、アサヒ飲料チャレンジャーズを倒して意気上がる内外電機マーヴィーズとの全勝対決となる。 「RBのスピードと攻守ともよく鍛えられたラインが驚異」と村上監督も警戒する。WEST優勝戦線は第4節に大きな山場を迎えそうだ。 |