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試合結果

試合日 '06.10.28 試合名 X2リーグ EAST
試合開始時刻 13:10 会 場 川崎球場
試合終了時刻     天 候 晴れ

チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
ククラブバーバリアン 0 7 0 21 28
日本ユニシスBULLS 0 6 14 0 20

 リーグ戦3戦目、接戦を制したのは終盤にパス攻撃が爆発したバーバリアンだった。

 第1Qは、両チーム共になかなか攻撃のリズムをつかむことが出来ず、パントの応酬に終始して0−0で終わる。

 しかし、第2Qに入って間もなく、ゲームは動き出した。まず先制したのは日本ユニシスだった。相手のパントをリターンして自陣30ヤード付近で攻撃権を得ると、得意のラン攻撃を猿渡、加藤、松根、種本らのRB陣が見事につないで敵陣へと進み、最後はRB猿渡が17ヤードを駆け抜けてTDを奪ったみせた。
するとバーバリアンも負けずに反撃する。第2Q残り3分、自陣40ヤードからの攻撃をパスを中心に組み立てウォリアーズ陣深くに攻め込むことに成功すると、ゴール前からは一転、RB大島にボールを持たせ、その大島が6ヤードを走って同点のTDをお返しした(TFPで逆転)。

  後半、第3Qは日本ユニシスが攻める。好調なRB陣に加えQB川添も随所でボールをキープして切れ上がり、バーバリアンディフェンス陣に的を絞らせない。ほとんどランプレーだけで攻撃を組み立てて続けざまに2つのTDを奪って逆転したときは、このまま試合を制するかと思われた。

 ところがドラマは第4Qに待っていた。試合をひっくり返すには2TD以上必要なバーバリアンは得意のパス攻撃で再度反撃に出る。QB斉藤からWR陣に次々とパスが繰り出され、これをレシーバー陣が好捕する。まずは4分4秒にTE松本に9ヤードのTDパスがヒットしたかと思うと、続く攻撃ではWR森にロングパスが決まり、森はそのまま走って65ヤードの逆転TDを完成させたのだった。

 そして、とどめは残り時間57秒でのWRギャリッシュへの20ヤードパスだった。日本ユニシスDB陣もバーバリアンのパス攻撃は十分に警戒していたはずだが、それを乗り越えるバーバリアンの見事なパス攻撃だった。

 試合終了間際、日本ユニシスも残り時間1分を切る中、パスをつないで最後まで反撃を試みたが、ゴールまではたどり着けずそのまま試合終了となった。


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