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オンワード VS レナウン

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

オンワード オークス

21

13

7

10

51

レナウン ローバーズ

0

0

7

0

7


上昇気流に乗るオンワードが爆勝!リーグ戦3連勝。

 安定した戦いぶりで、全勝のオンワードと、1勝1敗のレナウンの「伝統の一戦」は、オンワードがまたしてもそのオフェンス力を見せつけ、51-7で圧勝した。

 開始早々、オンワードのリターナーに入ったRB渡辺が88ydのキックオフリターンTDでいきなり先制。
 オンワードは続くレナウンのオフェンスを3回の攻撃であっさりパントに追い込むと、自陣47ydからの攻撃はわずか5プレー、QB須永からWR渡部へのパスでTD、第1Q10分42秒にも、QB須永がネイキッドから自らもちこんでTDと、第1Qで21-0と試合の大勢を決してしまった。

 対するレナウンディフェンスは、LB小畑らが積極的にブリッツを仕掛け、常に5〜6人でラッシュをかけるが、スピードで勝るオンワードオフェンスは、これをものともせずにグランド狭しとばかりに走り回り、第2Qには、RB渡辺、山口のランで2TDを追加、34-0として前半を折り返した。

 何とか一矢を報いたいレナウンは後半、自陣7ydから得た攻撃をRB福本ランやQB中島のスクランブルで敵陣24ydまで迫る。
 ここで迎えた第2ダウン5、QB中島はRB相沢のコーナーパターンへパスをヒット、1TDを返した。

 しかしながらオンワードの勢いは萎えることなく、QBを須永から富沢にスイッチしてからも2TD、1FGを挙げ、結局51-7とオンワードの完成された強さばかりが強調される結果となった。

 オンワード木暮監督は「後半、少しだれたのが気掛かり」としながらも「やろうと思っていたことが全て出来た」と満足気な表情で語った。
 しかしながら話が、着々と迫るシルバースターとの決戦に及ぶと「先々は見ないようにしている。東海銀行も侮れない。目先の一試合一試合をきちんと勝っていきたい」と語った。

 チームの大黒柱QB須永は「パスのタッチが悪く、調子が悪かった。このままでは強いチームには勝てない」と51点を奪う猛攻にも自らを戒めていた。

 レナウンにとっては酷なゲームだった。オフェンスはRB福本やQB中島が時折、好ゲインを奪うものの、その後の展開力に欠け、結局1TDを挙げるにとどまった。
 また、二本建てのQB勝山が負傷欠場、中島も万全ではなく、途中、鈴木ヘッドが出場せざるを得ないといったコンディショニングの悪さも大敗の要因だろう。ディフェンスは常にブリッツを仕掛け、プレッシャーをかけるプランで、大きくロスさせる場面も時にはあったものの、オンワードのスピードについていけず、きちんとタックル出来ていなかった。
 今後の奮起に期待したい。


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