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アサヒ飲料 vs 千趣会

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

アサヒ飲料 ワイルドジョー

13

14

7

7

41

千趣会 フューチャーズ

0

0

0

0

0


アサヒ飲料ワイルドジョーが最終戦を完勝で飾る!

 アサヒ飲料ワイルドジョーが、今季一番の試合内容で千趣会フューチャーズに完勝し、1部残留を決めた。千趣会は2年連続して入替戦敗退、1部復帰を今年も果たすことが出来なかった。

 試合は立ち上がりからアサヒ飲料が地力の違いを見せつけた。第1シリーズ、自陣40ヤードからの攻撃はエースRB吉田のスイーププレーや、相手守備の反則でゴール前25ヤードまで攻め込んだ。
 最後は、RB進藤が中央を突破しそのままTD。TFPも決まり、7ー0とリ ードした。次のシリーズでも自陣31ヤードからの攻撃を、吉田やRB丸山らのラ ンプレーだけで突き進み、最後はその丸山が11ヤードを走り込んでTD。TFP は失敗したが6点を追加した。

 その後はスピードにようやく慣れだした千趣会の守 備にはばまれ、インターセプトをされるなどで得点に結び付けることができなかったが、第2Q7分46秒に、進藤が中央を突破。相手にタックルされながらも2度ふりほどいて51ヤードを独走し、進藤自身この日2本目のTDを奪った。
 前半終了間際にはDB佐藤のインターセプトで掴んだチャンスを、吉田のランやQB西岡からWR笠原へのパスなどでつなぎ、最後は丸山が5ヤードを走り抜けTD。勝利をほぼ手中にした。

 一方の千趣会は試合開始直後は、QB森、RB今村、WR奥田らを中心に、ボールコントロールに徹してロングドライブを見せたが、要所で反則が多発。アサヒ飲料の強力な守備陣を突破しようとパス攻撃もみせたが、4回もインターセプトをされるなど、散々の出来だった。

 シーズン途中からQBのスターターに就き、指令塔としてチームを勝利に導いてきた西岡は「負けたら2部落ちなので、すごく緊張しました。ゲームプランとしては僕はパスが下手なので、RBが走 りやすいようにプレーしようと心がけました。ランプレーが通ったことで気が楽になり、オプションのキープやプレーアクションのパスなども気持ちに余裕を持ってできましたね」と1部残留にほっと一安心。
 山崎監督も「やっぱり1部と2部にはこんだけ力の差があるんやな、と感じた試合でした。そういった意味では最下位には終わりましたが、この1年を1部で過ごして選手たちが励みに感じてくれたのではないかと思います。あとは攻撃の確立です。フットボールは、“攻守蹴”全てがそろって初めて戦えるスポーツですから、特にQBにしっかりと自覚をもってもらって来シーズンに臨みます」と来季も1部で戦える喜びをかみしめていた。

 千趣会の隈部ヘッドコーチは「アサヒ飲料さんの現在の戦力は、入れ替え戦にでてくるチームではないですよ。根本的に負けていましたね。昨年は入れ替え戦も接戦でしたが、今年は完敗。2部のスピードに慣れてしまわない内に、早く1部に復帰したいですね」と悔しそうに話していた。

 


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