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オンワード VS リクルート

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

オンワード オークス

3

0

0

7

10

リクルート シーガルズ

12

14

7

17

50


リクルートがオンワードに圧勝!無傷の3連勝!

 ファイナル6出場に向けてサバイバルゲームとなったオンワードオークスとリクルートシーガルズの一戦。接戦になると思われたが、結果は予想に反して50−10とリクルートが大差で勝ち、開幕3連勝。
 オンワードは1勝1敗1分けとなり、残り2試合を全勝しないとファイナル6進出への道は、厳しい状況となった。

 試合開始早々からビッグプレーがリクルートにでた。キックオフされたボールを受けたリターナー堀江が、いきなり92ヤードを走りTD(TFPラン失敗)。開始19秒の快挙だった。
 オンワードはRB大塚、山口、QB須永のランを中心に前進を図り、じっくりとリクルートを攻める。そして敵陣16ヤードまで攻め込むが、TDには至らずK小島が28ヤードのFGを決めて3−6と追い上げる。

 しかし、勢いづいたリクルートオフェンスは止まらない。QB松本からWR河本、SB安部へのパスが決まり敵陣7ヤードまで攻め込むと、最後はRB中野がタックルを受けながらも、必死のランニングでTD(TFPパス失敗)をねじ込み12−3。
 さらに第2Qに入ってもリクルートの猛攻は続く。オンワードはQB須永のパスで攻撃を展開するものの、リクルート守備陣のスピードある激しいタックルに前進を阻まれる。リクルートは4分25秒、 RB中野が42ヤードを独走してTD。19−3とリードを広げていく。

 さらにDB渡辺がQB須永のパスをインターセプト。敵陣23ヤード付近で攻撃権を獲得したリクルートは3連続RB中野がボールキャリーしてTDを奪い、前半を26−3の大差で折り返した。

 第3Q、オンワードは調子のあがらない須永に代えて富澤を投入。攻撃のリズムをつかもうとするが、リクルート守備陣はQBサックを連発で決め、得点を許さない。
 逆にリクルートは相手ファンブルからチャンスをつかみ。QB松本からSB堀江へのパスで敵陣10ヤードまで進み。RB中村が左サイドを走りきりTD。33−3と大量30点差をつける。

 オンワードは再びQBを須永にスイッチするものの、10分43秒にはリクルートDB吉田がパスインターセプト。このチャンスにもRB中村が左オープンを3ヤード走りTD。第4Qに入り、得点を40点の大台に乗せた。

 続く1分10秒にもリクルートはファンブルリカバーから攻撃権を獲得。QB松本から新人WR脇田(大産大)へのロングパスで敵陣2ヤードまで攻めあげ、またもRB中村が中央突破しTD。47−3と試合の行方をほぼ決定づけた。
 その後、オンワードがリクルートのファンブルから攻撃権を獲得。QB須永からWR河本への70ヤ−ドロングTDパスが決まり、10−47と一矢を報いるのがやっと。

 逆にリクルートは、試合残り3分すぎにも、K岩田が40ヤードFGを決め50点目を獲得した。オンワードは攻撃のリズムをリクルート守備陣に崩され、4インターセプト、2ファンブル全てをリカバーされる散々な結果に終わった。

 リクルートのデイビッド・スタントヘッドコーチは「やっとうちのオフェンスが出来た。練習でやってきた結果がでたよ。ラン中心のオフェンスでオフェンスラインはよくがんばってくれた。ランがでないとうちは負け。RB中野はセカンドエフォートがよかった。彼はプライドで走ったと思う。彼が走らないと試合には勝てない。これでやっと鹿島のことを考えることができる」とこの1勝で大きな自信を掴んだ様子。
 敗れたオンワードの小暮ヘッドコーチは「今日は完敗でした。流れをもっていかれた。流れを変えようとパスを多用したが、インターセプトとターンオーバーがあまりにも多すぎた。とにかく、あと2つ勝つしかない」と予想もしなかった大敗にショックの色は隠せない。


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