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 初戦のアサヒ飲料戦で『衝撃』の大敗。川口監督が「入社以来経験したことがない程の暗いムード」というぐらい最悪の状態から、チームを精神面で立て直せるかが心配された。
 しかし『復勝(ふっかつ)』をスローガンに尻上がりに調子を上げ、最終戦を待たずしてファイナル6出場を決めた。

 その原動力となったのが、選手がかもし出すムードだ。ビッグプレーが出ればベンチ全体が盛り上がり、少々のミス位なら誰も気にしない。シーズン当初は一喜一憂するな、ということで押え気味だったテンションも、選手からの申し入れで解禁。“水を得た魚たち”が、危なげない試合運びを見せ、ファイナル6出場の切符を得た。

 攻撃では、今季からスターターを務めるQB高橋に注目したい。いきなりアサヒ飲料の強力な守備に戸惑いも見せたが、その後は徐々に実力を発揮。作戦面でも自分の意見を主張してプランを立て、ようやく高橋のチームに仕上がってきたようだ。特にOLのプレーの理解度が深まったことが、思い切りプレー出来る要因になったようだ。

 また、粳田、樫野、安藤、高本ら豊富なRB陣からも目が離せない。それぞれタイプは違うものの、 相手に合わせて起用出来るほどレベルが高いだけに、頼もしい存在だ。
 川口監督が、特にその能力を高く評価するのが安藤。走りのセンスもさることながら、沈滞ムードを 察してビッグプレーを見せチームを乗せていくなど、チームにとっては欠かせない存在だ。その安藤が「まずは、試合に出ることが目標です」という位、チーム内で激しい争いが続いている。

 WRもベテラン渡辺、2年目を迎えた下川らが、要所で投じられる高橋からのパスをしっかりキャッチし、ゲインを重ねてきた。まだまだ強力な守備に支えられながらの攻撃だが、1戦1戦を終える毎に力をつけているだけに、リーグ戦以上の力を見せるのは間違いないだろう。

 守備は、心配されたDLの穴も角田、小田らが成長をみせ、脇坂とともに相手QBにプレッシャーをかけ続けた。LB、DBに関しては、目立つプレーヤーがいないほど全員が素晴しい動きで、オープンプレーや、パスプレーを止めてきた。

 ファイナル6ではリーグ戦とは違い、攻撃力の高いチームとの対戦となるが、粘り強い守りを見せることが出来そうだ。唯一を挙げるとすれば課題はキッカーか。緊迫した展開でFG勝負となったときに、K平船の経験と能力では限界があるだけに、そこをどれだけカバーできるかが、勝負の分かれ目になりそうだ。


FINISH RESULT 1998
 9月 6日  0-23 vsアサヒ飲料チャレンジャーズ
 9月20日 23-16 vsイワタニサイドワインダーズ
10月 3日 28- 0 vs井内盛栄堂ブラックイーグルス
10月18日 24- 0 vsマイカルベアーズ
11月 1日 20- 7 vsサンスターファイニーズ
11月15日 FINAL6 10-26 vsアサヒビールシルバースター