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 あの男たちが帰ってくる。ファイナル6の大舞台に。
 昨年、初戦で1部に復帰したばかりの日産プリンス東京に敗れたことが響き、日本一はおろか、ファイナル6進出すら果たし得なかった一昨年の覇者・リクルート。そのリクルートが今季、鹿島に次ぐCENTRAL2位の成績でファイナル6進出を果たした。

 今季のリクルートの好調を支えているのは何といってもディフェンスだ。リーグ戦5試合でのパス喪失距離589ヤード、ラン喪失距離363ヤード、トータル952ヤードは、いずれもあの「ディフェンスの鹿島」の成績を上回っている。
 池之上を始めとして庄子、室賀らが揃うDL陣と遠藤、世利、石山らのLB陣とで成るフロントは変幻自在でパワーもスピードも十分だ。しかも、勝負強い。

 初戦の富士通戦では第4Q、富士通に5点差に迫られた場面、自陣7ヤードでQB松本が放ったパスをインターセプトされてしまう。絶体絶命のこのピンチにリクルート守備陣が圧倒的な集中力を見せ富士通オフェンスに前進を許さずFGで押さえる。このシリーズが大きく影響してリクルートは大事な初戦をものにすることが出来た。
 「3強対決」といわれたオンワード、鹿島との連戦でもこのフロントが次々にスクリメージラインを割って入り、相手オフェンスのペースを乱していたのは印象的だった。

 積極的に仕掛けていくディフェンスがリズムを生む。そんな印象がある今季のリクルートだが、一方のオフェンスからも目が離せない。
 今季はRB陣が好調だ。エースRB中野はオンワード戦でロングゲインを連発。42ヤードの独走TD始め、12回で95ヤードを稼ぎ、難敵オンワードに前半で早々と勝負をつけてしまった。その中野が第4戦の鹿島戦以降、欠場しているのは気がかりだが、それでもRB越後、亀山、中村らの活躍はそれを感じさせない、いやむしろそれ以上のパフォーマンスをフィールドで見せている。

 特に今季急成長を見せているのがRB中村だ。167cmと決して体格的に恵まれてはいないものの、小刻みなステップとセンス溢れる走りを見せる。RB中野や亀山に比べるとやや力強さに欠けるものの、豊富なリクルートRB陣にあって個性を発揮しつつあるようだ。

 昨年の雪辱を胸にリクルートはここまでやってきた。横浜スタジアムでのファイナル6初戦、今年もEASTに大波乱をまき起こした日産プリンス東京に圧勝。まず昨年の借りを返した。
 11月29日の大阪長居球技場では“WESTの旋風”アサヒ飲料の猛追を振り切って勝利。頂点の“QUEST”まであと一つとなった。


FINISH RESULT 1998
 9月14日 21-19 vs富士通フロンティアーズ
 9月23日 34- 7 vsレナウンローバーズ
10月 6日 50-10 vsオンワードオークス
10月17日 20-28 vs鹿島ディアーズ
11月 4日 61- 0 vs三和銀行ラークヒルズ
11月15日 FINAL6 56-21 vs日産プリンス東京パルサーズ
11月29日 FINAL6 21-16 vsアサヒ飲料チャレンジャーズ