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リクルート vs 立命館大学

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

リクルート シーガルズ

24

3

0

3

30

立命館大学 パンサーズ

7

3

6

0

16


SEAGULLS“QUEST”のハッピーエンド
リクルートシーガルズ2年ぶり2度目の日本一!


 98年シーズンのファイナルバトル。第52回ライスボウル・日本選手権が恒例の1月3日に行われた。
 会場の東京ドームには「QUEST」を合い言葉に2年振りの登場となったリクルートと、甲子園ボウルで驚異的な集中力で法政大を下し、4年ぶりの出場となった立命館大学の初対戦を一目見ようと3万6千人が集まった。

 まず立ち上がり、リクルートがいきなり先制パンチを立命に与える。立命K武田が蹴ったボールをリクルートKR堀江は自陣3yd付近でキャッチすると、あっという間にトップスピードに乗り一気に敵陣35ydまで折り返すビッグリターン。
 リクルートはこのチャンスにWR河本へのパスや相手のインターフェアの反則もあって敵陣15ydまで進んだところでFGを選択。これをK岩田がきっちり決め、3−0とし先制に成功する。

 これで勢いに乗ったリクルートは続けて守備陣がビッグプレーを見せる。立命のファーストシリーズ、立命は主将RB泊やエースRB杉山のランプレーでダウンの更新を狙うものの、パントを余儀なくされる。ここで立命P川満が蹴ろうとしたボールを大外から入ってきたリクルートLB石山がブロック。このプレーでリクルートは敵陣19ydからの絶好のチャンスを得る。
 これをこの日先発QB松本がRBの位置からモーションしたSB安部に絶妙なタッチのTDパスを決め、10−0とリードを広げる。

 立命も黙ってはいない。KR古庄が45ydのナイスリターンを見せた後の自陣47ydからのシリーズをRB杉山、菊地のドローやQB川嵜のオプションキープなど6プレーで敵陣7ydまでボールを進めると、最後はRB杉山が切れのある走りでエンドゾーンに走り込んでTD、7−10とする。

 しかしリクルートの勢いは止まらない。続く自陣45ydからのシリーズ、続いて交代出場したリクルートQB新生がノーハドルでオフェンスを進め、WR堀江のサイドスクリーンなどでゲインを奪い、敵陣24ydまでボールを進めると、最後はSE大久保へのTDパスを決め17−7と再び10点差とする。
 この後のシリーズでもリクルートはRB中野の47yd独走TDが飛び出し、第1Qだけで24−7、第2Qにはお互いに1FGずつを加え27−10でリクルート優位のまま前半を折り返す。

 第1Qの点取り合戦が一転して第2Qのパント合戦。スコア以上の好ゲーム展開に会場のボルテージも急上昇。後半開始早々、先に点を取ったのは追う立場にあった立命だった。
 お互いに1回ずつパントを蹴り合ったあとの敵陣40ydからのシリーズ、QB川嵜からスイッチして登場した4回生QB大矢は得意のパスを封印してアンバランス体型を操り、3回のダウン更新でゴール前2ydへと鮮やかなドライブを見せた。
 ここでリクルート守備が驚異的な粘りを見せるものの、第4ダウン1yd、QB大矢が自らエンドゾーンに飛び込みTD。TFPは失敗したが、16−27と立命が追いすがる。

 一方のリクルート攻撃陣はこの第3Q、自らの反則やミスもあり不発。めまぐるしくシフトを変化させ、積極的にブリッツを仕掛ける立命守備に得点を奪えぬまま最終の第4Qを迎えることになる。
 その第4Q、リクルートは自力で失いかけたモメンタムを引きずり寄せる。自陣18yd、第4Q最初のシリーズ。リクルートはQB松本がSB高岡、清水、安部らに短いパスを丁寧に投げ分け、RB中野が粘り強いランで敵陣7ydまでボールを進め、TDこそ捕り損ねたもののFGに結び付けることに成功、30−16と立命を突き放す。
 試合はこのあとリクルートがボールコントロールに徹し、立命の反撃も断ちきり、2年ぶり2度目の日本一の栄冠を手にした。

 試合後、リクルート並河監督は「充実した勝利だった。今シーズンは持てるものを全て出し切った」と語り、主将LB遠藤は「勝ち進むことが楽しくて日本一になった一昨年と比べ、狙って日本一になることは本当に難しかった」と苦難に満ちたシーガルズの1年を、いや、ファイナルにすら進めずに涙をのんだ昨年からの雪辱を振り返った。

 2度目のライスボウル挑戦も、あと一歩及ばなかった立命の平井監督は「後半、ディフェンス陣が良く踏ん張ってくれたのは収穫。3回生にとっては大きな自信になったハズ。ただこの舞台で社会人に勝つためには、もうワンランク上のオフェンスが必要。チームにとっていい目標が出来た」と早くも99年シーズンへ想いを馳せる。

 


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