最新情報 試合日程と記事 個人記録ランキング リーグ戦星取表 リーグ記録集 サイトマップ 関連リンク TOPページ

鹿島 VS アサヒビール

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

鹿島 ディアーズ

7

0

0

6

13

アサヒビール シルバースター

14

3

7

14

38


“トリプルリベンジ”へシルバースター全開!
松下電工、鹿島、次はいよいよリクルートとの決戦



 ファイナル6の1回戦で強豪・松下電工を力でねじ伏せ勢いに乗るシルバースターと、激戦区CENTRALを4勝1敗の1位で通過しシード権を得た鹿島が、横浜スタジアムで対戦した。

 試合開始直後のシリーズでシルバースターは、自陣26ヤードからの攻撃をRB吉岡の力強いダイブなど、1回戦の松下電工戦に続きリズムのいいグラウンドアタックを展開。最後はWR中尾がサイドスクリーンで29ヤードを走りきり、7−0と先制する。
 対する鹿島の先発QBは、リーグ戦で好調を維持してきた川上ではなく鈴木。次のシリーズで鹿島は、QB鈴木から投じられたプレーアクションパスをTE板井がキャッチ。追いすがるシルバースター守備陣を引きずりながらエンドゾーンに飛び込み7−7の同点とする。

 お互いに最初のシリーズを得点に結びつけ、いきなり目の離せないオフェンシブな展開となった。
 続けてシルバースターは自陣39ヤードからの攻撃で、RB斉藤のドローやWR中尾のリバースなどで3回のダウン更新し、敵陣21ヤードまで攻め込む。
 ホールディングでの罰退があったあとの3rdダウン12ヤード。鹿島守備陣はこの場面で積極的にブリッツを仕掛ける。しかしシルバースターRB野村の早いタイミングのランプレーに、すれ違ってしまいTDを献上。7−14とされてしまう。

 第2Qに入って7点を追う鹿島は、自陣40ヤードからの攻撃をRB池場のドローなどで6プレーを使い、敵陣15ヤードで1stダウンを得る。
 TDで同点にしておきたいこの場面、鹿島は3回ともパスを選択するがここはLB朝倉を中心としたシルバースター守備陣が奮起。FGに追い込む。蹴るのはリーグを代表するK中筋。
 しかし今季これまでTFP、FGともに全てを成功させてきた中筋のキックは僅かにゴールを逸れてしまう。

 勢いにのるシルバースター守備陣のビッグプレーが続く。自陣21ヤードからの鹿島の攻撃、ダウンを一回更新した後の3rdダウン残り9ヤードの場面で、鹿島QB鈴木が左のロールアウトから投じたパスをDLがディフレクト、この球にLB朝倉が飛びつきインターセプトを奪う。
 このチャンスをシルバースターはK泉の32ヤードのFGに結びつけ、17−7でリードして前半を折り返すことに成功する。

 ゲームは完全にシルバースターに支配されていた。吉岡、小林、中村、斉藤、そして野村らRB陣の粘り強い走りと、大黒柱QB金岡のパス。そしてLB朝倉、春日、朝倉らを中心とした積極的な守備陣の気迫の前に、王者・鹿島は集中力を欠いていた。
 第3Q4分過ぎのプレーにそれが如実に出る。鹿島の自陣35ヤードからの攻撃、このシリーズから鹿島はQBを川上にスイッチ。1stダウン、ヴィア体型からRB児玉のランで6ヤードを稼ぐ。迎えた2ndダウン4ヤード。TBにハンドオフのフェイクをしたQB川上は、そのまま大きく左オープンにでてターゲットを探す。後ろから襲い掛かる白い影。サック。転々としたボールをシルバースターDL三好が拾ってそのまま32ヤードを走りきってTD。24−7とシルバースターがリードを広げる。
 沸きに沸くシルバースターベンチ。肩を落として引き上げていく鹿島攻撃陣。この試合を象徴づけるあまりにも対照的なシーンだった。

 このあと鹿島は1TDを返すものの、QB川上が立て続けにインターセプトを喫し、自ら反撃の芽を 摘み取ってしまう。また、元気のない守備陣も勢いづいたシルバースター攻撃陣に2TDを許し、結局38−13でシルバースターが昨年の王者・鹿島を下し93年以来、実に5年ぶりに東京スーパーボウルへの切符を手にした。
 Xリーグ初の2連覇を有望視されていた鹿島だったが、シルバースターの気迫の前に力尽きた。

 鹿島の高野ヘッドコーチは試合後「力負けです。スピードのあるダイブがくると分かっていたのに出されたということは完全に力負けでしょう。日本一になると勝ちつづけるのは難しい。またゼロからやり直します」と完敗を認めていた。


試合結果を見る

個人記録を見る