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解説記事
アサヒビール VS 富士通
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 0 3 3 12 18
富士通フロンティアーズ 7 7 0 0 14

シルバースターの底力!大逆転でファイナル6出場決定!
 これまで3連勝で、ファイナル6進出に王手をかけたアサヒビールシルバースターと、鹿島に黒星を喫したものの、この試合に勝てば初のファイナル6進出に大きく近づく富士通フロンティアーズが対戦した。
 試合は両チームの気迫がぶつかり合い、緊迫した好ゲームとなったがシルバースターが逆転勝ちを納め、ファイナル6進出を決めた。

 挑戦者として試合前から気迫を見せていた富士通は、試合開始直後のシリーズでいきなりチャンスを掴む。
 自陣19ヤードから開始したドライブは、RB森本のゾーンパワーやQB中澤の丁寧なパスで11プレー6回のFD更新で敵陣3ヤードまで迫る。
 シルバースターディフェンス陣の粘りもあって3rdダウン2まで追い詰められるが、ここで富士通はプレーアクションパスを選択。フェイクをしたあと、コースに出たRB森本がQB中澤からゴールライン前でパスを受け取り、そのまま走りこんでTD。7分近くを使った見事なボールコントロールで先制に成功する。

 リードされたシルバースターはRB中村、斉藤らのパワープレーなどで追撃を試みるが、LB時本を中心に動きの良い富士通ディフェンスの前に効果的なゲインが奪えない。
 第2Qに入って、インターセプトから掴んだチャンスを何とかFGに結び付け7−3とするが、逆にその直後の富士通のシリーズで再びボールコントロールを許し、WR久保田へのパスでTDまでも奪われ、14−3と突き放されてしまう。

 前半を終えて14−3。ここまでの富士通オフェンスはOLのゾーンブロック、森本らRB陣のホール選択、QB中澤の落ち着き振りなど全てにおいて非常に高い完成度を見せていた。
 一方のシルバースターは、富士通のボールコントロールと、何よりも気迫の前に自分たちのプレーを出来ずにいた。そしてその流れは後半も続くかと思われた。

 しかし、後半に入ってシルバースターの猛追が始まる。後半開始最初のシリーズで、シルバースターは自陣20ヤードからの攻撃で、再三の3rdダウンコンバージョンをことごとくものにし、6分を費やしてFGに結び付け6−14とすると、今度はディフェンスが奮起。富士通QB中澤がショットガン体型から放ったパスを、何と主将DE佐々木がインターセプト。敵陣32ヤードから絶好のチャンスを得る。
 このチャンスに、QB金岡からWR鈴木やTE友添らのパスで5プレーで敵陣2ヤードまで進むと、最後はエースRB中村がエンドゾーンに駆け込んでTD。12−14と遂に2点差まで追い詰める。

 ここでシルバースターは同点を狙って2点トライに挑むが、これは富士通ディフェンスが気力で阻止。富士通が2点リードのまま第4Qが進行することとなった。

 一方、何とか追加点を奪って突き放したい富士通だが、前半とはまるで立場が入れ替わったかのように、シルバースターディフェンスの気迫の前に思うようなゲインが奪えない。
 パスは通せてもFDに到らなかったり、ゾーンパワーが出たと思えば、ホールディングの反則があったりと、前半とは全く別人のように萎縮したプレー振りでパントを繰り返してしまう。
 逆に前半、富士通のボールコントロールに苦しんだシルバースターはお返しとばかりにRB中村、斉藤らのランプレーやプレイアクションパスでボールコントロールに徹し始める。

 第4Q5分を経過したところで、狙ったFGが左にそれ逆転に失敗すると一時ベンチに重苦しい雰囲気が流れるが、すぐに富士通の攻撃をディフェンスが断ち切って敵陣44ヤードからの攻撃権を得る。
 この攻撃でシルバースターはRB吉岡やWR梶山へのパス、RB中村のパワーなど5プレーで敵陣3ヤードまで迫ると、1stダウンであっさりRB中村がTD。残り3分を切ったところで18−14と遂にシルバースターが逆転に成功する。

 初のファイナル6進出の為にはTDが必須となった富士通は、QB中澤がショットガン体型からパスを連投し追撃を開始するが及ばず、鹿島戦に続いて上位陣の高い壁の前に力尽きた。

 シルバースターはこれで4戦全勝とし、ディビジョン優勝を賭けて、やはり負けなしの鹿島と次節対戦する。
 一方の富士通は2勝2敗となり、ファイナル6進出の夢は消えた。前半は完璧に近い出来で試合をリードしていただけに、富士通としては悔やまれる結果となってしまった。




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