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解説記事
リクルート VS 東京三菱銀行
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
リクルートシーガルズ 7 20 18 21 66
東京三菱銀行センチュリアンズ 0 0 0 0 0

リクルートの圧勝!完封!連覇に向けて再起動!
 リクルートシーガルズの攻撃が爆発。66ー0の大量得点完封で、東京三菱銀行センチュリアンズを下し、リーグ戦初勝利をあげた。この結果、リクルート、東京三菱銀行ともに1勝1敗となった。
 またリクルートの守備陣は、パス喪失11ヤード、ラン喪失マイナス9ヤード、トータルでわずか2ヤードの喪失に東京三菱銀行の攻撃を押さえ込む奮闘をみせ、オンワード戦惜敗のうっぷんを晴らした。

 リクルートは、10月7日の日産プリンス東京スカイラークスとのファイナル6進出をかける一戦にむけてチーム力がまとまってきた。
 第1Q開始早々、東京三菱銀行QB北沢からのピッチをファンブルしたボールを、リクルート守備陣がリカバーして攻撃権を獲得。
 敵陣20ヤードから攻撃を開始したが、東京三菱銀行守備に進攻を阻まれ、FGを狙うが失敗。絶好の先制チャンスをつぶしてしまった。

 守備の頑張りで、東京三菱銀行の攻撃をパントに終わらせたリクルートは、WR堀江へのパス、RB中野のランで敵陣20ヤードに攻め込み、SB清水へのパスでゴール前5ヤードまで進み、RB中野が走りきりTD。先制する。

 QB松本のパッシングが冴えわたり、WR河本・脇田へのパスを次々とヒット。まず第2Q5秒に、RB米田が1ヤードをダイブしてTD。14−0とリード。
 2分24秒には、リクルートLB寺田が、東京三菱銀行QB松平に強烈なクリーンサックを決め、QB松平がたまらずファンブル。そのこぼれたボールをLB遠藤が拾い上げそのまま、エンドゾーンで押さえてTD。さらにQB松本のパスが立て続けにヒット。RB中野が4回続けてキャリーしてTD(TFPキック失敗)。27−0と大差をつけて前半を終了した。

 後半に入っても、リクルートは攻守の手を緩めない。
 リクルートはQB新生のパスで進撃。敵陣10ヤードからRB亀山がエンドゾーンに向かって突進。ボールをファンブルしてしまうが、OL大野がエンドゾーン内でボールを押さえてラッキーなTDを奪う。そして2ポイントコンバージョンを選択してRB亀山がエンドゾーンに持ち込み、35−0。
 6分27秒にはQB新生からWR堀江への36ヤードTDパスが決まり、42−0。11分25秒にはK大久保(征)が35ヤードFGが決まり45−0。

 第4Q、再びQB新生からWR堀江への19ヤードTDがヒット。52−0と得点を50点の大台にのせる。
 またリクルートは、6分過ぎから新人QB井上浩樹(慶応大)を起用。この井上が攻撃を進め、RB新川の3ヤードランでTD。試合終了6秒前には井上から新人SB永井健介(帝京大)への24ヤードTDが決まり、66−0で勝利をおさめた。

 リクルートのD.スタント・ヘッドコーチは「今日は守備がよかった。選手たちは第1Qからゲームプランを意識していた。アグレッシブだったね。ビッグチャンスを得点に結びつけられなかったのは気持ちの問題。次の日産プリンス東京戦は準備が大変。ここは年々強くなっているチーム。ビッグプレーもやるし、うまい選手がいる。ボールコントロールしてくるだろうけど、うちはオンワード戦で失敗しているからね、次こそは...!」と決意を新たにしていた。




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