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 Xリーグ初代王者のリクルート。昨年もXリーグ王者に返り咲き、今回は初の2連覇に期待がかかる。

 「一番うれしいのは2年連続ファイナル6に進めたこと。これまでは連続で出場していないからね。このジンクスを壊すことができたのはいいこと」とD.スタントヘッドコーチ。
 初戦でオンワードに惜敗しながらも、その後は自力で白星を重ねてファイナル6進出を勝ち取っただけに感慨深そう。

 これまで2度ファイナル6に進出を果たしたリクルートは、シード権を獲得できずにいずれも1回戦から戦っている。そして2度とも社会人王座に輝くという、不思議な因縁がある。
 今回も1回戦からの挑戦になるだけに、幸先の良いスタートといえる。

 今季は初戦負けしたものの、2戦目の東京三菱銀行戦にはチームを立て直し9TD、1FGの猛攻で66点を奪い、ディフェンスは得点を許さず、わずか2ヤードしか喪失しない完璧なフットボールをみせた。
 日産プリンス東京とのファイナル6進出サバイバルゲームでは、先制を許したものの、後半4TDを集め35−17と1敗を死守。東京海上にも42−0と完封勝利。
 最終戦となったさくら銀行戦は、前半から36−7と圧倒、後半はさくら銀行のオプション攻撃に押されながらも57−22で勝利をおさめ、4勝1敗でディビジョン2位を確保した。

 リクルートの特徴は、W杯戦士であるQB松本率いる得点力の高いオフェンスだ。1試合平均42.8得点、1試合平均獲得395.8ヤードと驚異的な数字を残している。

 ランプレーの中心となるのがエースRB中野、2年目の米田、新人・古谷拓也(関大)。「RB陣は若手が台頭してきた。それだけに層が厚くなっている」とD.スタントヘッドコーチが自慢するだけあって、この3人でラン獲得ヤードの約7割近くを占め、11TDをあげ、総得点の3割強を稼ぎ出している。

 パスでは、松本と同じくW杯戦士のSB安部、WR堀江にWR大久保がメインターゲットになっているが、ここ一番で絶大なる信頼性があるWR河本も控えており、レシーバー陣は充実している。

 「チャンスをもらった。うちはまだまだ強くなるチーム。タフなゲームになればなるほど選手たちはもっとやってくれるはず」(D.スタントヘッド)と2連覇に向けて新たなる探究を開始した。



FINISH RESULT 1999
 9月13日 14-20 vsオンワードオークス
 9月23日 66- 0 vs東京三菱銀行センチュリアンズ
10月 7日 35-17 vs日産プリンス東京スカイライナーズ
10月17日 42- 0 vs東京海上ドルフィンズ
10月30日 57-22 vsさくら銀行ダイノス


  99年リーグ戦の戦績

SCORE

1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
総得点
28
70
67
49
214
Avg(5試合)
5.6
14.0
13.4
9.8
42.8
総失点
14
10
13
22
59
Avg(5試合)
2.8
2.0
2.6
4.4
11.8

OFFENSE

PASS
ATT
AVG
RUSH
ATT
AVG
TOTAL
ATT
AVG
総獲得ヤード
1181
149
7.9
798
153
5.2
1979
302
6.6
Avg(5試合)
236.2
29.8
7.9
159.6
30.6
5.2
395.8
60.4
6.6

DEFENSE

PASS
ATT
AVG
RUSH
ATT
AVG
TOTAL
ATT
AVG
総喪失ヤード
390
101
3.9
673
191
3.5
1063
292
3.6
Avg(5試合)
78
20.2
3.9
134.6
38.2
3.5
212.6
58.4
3.6