Xリーグ初代王者のリクルート。昨年もXリーグ王者に返り咲き、今回は初の2連覇に期待がかかる。
「一番うれしいのは2年連続ファイナル6に進めたこと。これまでは連続で出場していないからね。このジンクスを壊すことができたのはいいこと」とD.スタントヘッドコーチ。
初戦でオンワードに惜敗しながらも、その後は自力で白星を重ねてファイナル6進出を勝ち取っただけに感慨深そう。
これまで2度ファイナル6に進出を果たしたリクルートは、シード権を獲得できずにいずれも1回戦から戦っている。そして2度とも社会人王座に輝くという、不思議な因縁がある。
今回も1回戦からの挑戦になるだけに、幸先の良いスタートといえる。
今季は初戦負けしたものの、2戦目の東京三菱銀行戦にはチームを立て直し9TD、1FGの猛攻で66点を奪い、ディフェンスは得点を許さず、わずか2ヤードしか喪失しない完璧なフットボールをみせた。
日産プリンス東京とのファイナル6進出サバイバルゲームでは、先制を許したものの、後半4TDを集め35−17と1敗を死守。東京海上にも42−0と完封勝利。
最終戦となったさくら銀行戦は、前半から36−7と圧倒、後半はさくら銀行のオプション攻撃に押されながらも57−22で勝利をおさめ、4勝1敗でディビジョン2位を確保した。
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