マイカルベアーズ VS リクルートシーガルズ
グランドアタックとエアアタックの激突!エキサイティングゲーム確実!
  リクルート
 昨年の覇者リクルートシーガルズと、3年ぶりにファイナル6出場を果たしたマイカルベア−ズが対戦する。
 リクルートはリーグ初戦のオンワード戦で敗れ2位となったが、やはり昨年の社会人王者だけあって、プレーは迫力満点。D.スタントヘッドコーチ率いるWESTにはないタイプのチームを見るだけでも、価値のある試合になりそうだ。

 そのリクルートだが、各ポジションにタレントが揃う。攻撃スタイルがワンバックのため、より個人の能力がより求められるためだが、それにしてもすごい。
 QB松本は積極的にパスを投じる。そしてそのターゲットとなるのはSB阿部、WR堀江だ。2人ともキャッチしてからの走る能力にも長けており、パス守備が課題であるマイカルにとっては脅威だ。

 また、RBにはエース中野、リーグ戦で6TDを奪った米田、新人の古谷(関大)が出番を競う。「1プレーでもミスをすれば。その試合は出られない」(D.スタントヘッド)ほど競争が激しいようだ。
 特に、関西学生リーグ出身の中野、古谷にとって西宮スタジアムはホームグラウンド。勇姿を披露したいだろう。

 ディフェンス陣は、マイカルの徹底したランアタックにどれだけ絶えられるか。初戦のオンワード戦を始め、日産プリンス東京とのゲーム前半、最終節さくら銀行戦の後半なと、相手にボールコントロールされて、チーム全体が精神的なダメージを受ける場面がしばしば見られただけに要注意だ。

マイカル  一方のマイカルは、ファイナル6ではランを中心にしたオフェンスを展開することになりそうだ。というのも、久保田監督が「関東の守備なら、ランでこちら(WEST)よりも100ヤードは余分に出せると思う」と、パスによる切り崩しより得意のランでのアタックを考えているからだ。

 そのRB陣。今季エースに成長した波武名、最終戦でようやく力を発揮し波に乗る杉山らが好調だ。特に波武名は、大学時代を通じて関東のチームと対戦するのは初めてということで、怖さを知らないことが好結果につながりそう。

 QB夏目は、パスへの余分な心配をせずにプレーをしたい。久保田監督も「QBのパスはどんなによくても50%」と言うように半分は失敗できると思うことができれば、逆に力を入れることなく効果的にパスを決めることができそうだ。

 ディフェンス陣はランへの対応は抜群。穴を探すとすればパス守備か。リクルートのQB松本からWR堀江へのパスをテンポ良く決められてしまうと苦しい展開になりそうだ。全日本の守護神・市川を軸にしたDB陣の奮起に期待が集まる。

 試合の展開だが両チームとも反則が心配だ。せっかくロングゲインしても、つまらないミスで罰退となるとチームのムードさえ壊しかねないだけに、絶対に避けたい。

 また怪我人も勝負の行方を左右しそうだ。リクルートは攻撃ライン不足で、怪我人が出ればDL池ノ上を両面起用せざるを得ない。関西のファンにとっては池ノ上がずっと見られる楽しみは増えるが、チームにとっては厳しい状況に追い込まれるだろう。
 マイカルも関東の激しい当たりに、ボールキャリアが傷つかないことを祈りたい。しかしどちらも『激しさ』をウリにしてきたチーム同士の対戦だけに、フットボール本来の醍醐味を味わえるのは確実。是非スタジアムで直接目にして感動を味わおう。



テレビ放映予定
関西テレビ
11/14(日) 24:55〜26:50 阪急西宮スタジアム(録画)
スカイA
11/14(日) 13:30〜17:00 阪急西宮スタジアムより生中継