アサヒビールVSリクルート

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

リクルート シーガルズ

0

14

17

14

45

アサヒビール シルバースター

3

14

0

7

24


シーガルズ2年ぶりの戴冠!
“FINAL QUEST”の旅もいよいよ最終章へ

 今季のXリーグの頂点に立つのは5年ぶりの日本一奪回を狙うアサヒビールシルバースター(EAST2位)か。
 2年ぶりの戴冠を目指すリクルートシーガルズ(CENTRAL2位)か。98年シーズンの総決算、第12回日本社会人選手権・東京スーパーボウルは16日、東京ドームに3万2000人の観衆を集めて行われた。

 最初にペースを握ったのはシルバースター。互いにパントを蹴り合った後の自陣20ヤードからの第2シリーズ。QB金岡からWR中尾へのパスで敵陣に入ると、RB吉岡のダイブなどでダウンを更新。最後はK泉が21ヤードのFGを決めて3点を先制した。
 さらに第2Qに入ってファンブルリカバーにより攻撃権を奪うと、金岡がスクランブルから68ヤードをゲインして一気に敵陣に攻め入ると、最後はRB中村が3ヤードをキャリーしてTD。10−0とリードを広げた。

 劣勢に立たされたシーガルズはその直後、QB松本からSB高岡、安部へのパスでフレッシュを獲得し、9分13秒にRB中野が左オープンを駆け抜けてTD。7−10と3点差に迫る。
 取られたら取り返すのが勝負の鉄則。シルバースターは自陣33ヤードからの続くシリーズ、WR稲垣のキャッチで前進すると、10分52秒に金岡がラッシュをうまくかわしながらWR梶山に32ヤードのTDパスをヒット。瞬く間に17−7と引き離した。

 一方のシーガルズも負けてはいない。WR堀江が54ヤードのビッグリターンを見せて敵陣からの攻撃をもぎ取ると、12分24秒、シルバースターのCBが三塁ベース付近の土で足を滑らせるという幸運はあったものの、松本が堀江に36ヤードのパスを通してTD。14−17と3点差で前半を折り返した。

 後半に入ると、“エア・シーガルズ”が牙を剥いた。最初のプレーでパスを受けた安部が相手DFを一人、二人とひきずりながら42ヤードのロングゲイン。さらに相手のパスインターフェアで前進し、最後は中野が1ヤードを走って逆転に成功。
 そして続くシルバースターの攻撃を4プレーでパントに追い込むと、12プレーを費やしてK岩田のFGに結び付け加点。さらに相手のファンブルから攻撃権を得ると、お家芸のWRスクリーンから堀江が58ヤードを独走して31−17として勝負を決めた。

 シーガルズは第4Qにも安部の3ヤードTDラン、交代出場のQB新生からSB清水への68ヤードTDパスで2TDを追加。その後のシルバースターの反撃を1TDに抑え、45−24という大差で2年ぶり2度目の社会人王座に就いた。

 今季は“QUEST(探究)”を合言葉に、頂点まで上り詰めたシーガルズ。D.スタント・ヘッドコーチは「みんな自分の力を出してくれた。ハーフタイムで気持ちを切り替えてくれてよかった」と、2年ぶりに日本選手権・ライスボウルにこまを進めて満足そうな表情。
 一方、シルバースターの阿部監督は「力の差でしょう。自分たちがやってきたこと以上に向こうが準備してきた」と、敗戦を淡々と振り返った。

 最優秀選手賞(MVP)には5回捕球151ヤード1TD、キックオフリターンでも3回で103ヤードを稼いだシーガルズのWR堀江が、敢闘賞(MIP)には2TDパス捕球と気を吐いたシルバースターのWR梶山がそれぞれ選ばれた。

 


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