マイカル VS イワタニ
チーム名 |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL | |
マイカル ベアーズ | 6 |
0 |
6 |
15 |
27 | |
イワタニ サイドワインダーズ | 7 |
0 |
3 |
0 |
10 |
最後はマイカルの底力!イワタニ善戦及ばす! ここまで2勝2敗のマイカルベアーズと、勝てば1ブロック制になってから初の3位となるイワタニサイドワインダーズが対戦。試合は、前節でようやく初勝利を挙げたイワタニが、立ち上がりから積極的なパス攻撃を展開した。
第1シリーズはQB大橋からRB木下、WR梅原、島崎へのパスがテンポよく決まる。得点にこそ結び付かなかったものの、大橋のパスの好調さをうかがわせた。
負ければ4位に転落するマイカルも、次のシリーズで反撃に出る。自陣45ヤードからの攻撃で、RB山口や波武名のタイミングの遅いランプレーでゴール前まで迫った。 しかし、その後はイワタニが、マイカル守備の度重なる反則でゴール前5ヤードまで迫るチャンスがあっただけ。これも、今度は自らが反則をして大きく罰退し、TDにつなげることができず、止むを得ずK豊野が34ヤードのFGをトライしたが、失敗に終わる。
膠着状態のまま前半を終え、後半開始早々に再び試合が動いた。
ここまでリズムに乗れないマイカルだが、相手のミスで思わぬチャンスが巡ってくる。イワタニの奥深くからの攻撃で、大橋がボールをファンブル、ゴール前8ヤードからの攻撃権を得る。 また、第3Q終了間際にも自陣47ヤードからの攻撃で、山口が中央の密集を2度もふりほどいて53ヤードを独走TD。ベテランが味のあるビッグプレーで大きく流れを引き寄せ、結局27−10で快勝した。 マイカルの久保田監督は「春からやってきたことを、きっちりと試合でやろうと、この試合に臨みましたが不細工な試合でした。今シーズンは、守備チームでコーチと選手の信頼関係が築けていなかったので、来年へ向けてしっかりとしたスタッフ作りから取り組んでいきたいと思います」と実力がありながらファイナル6出場を逃したことを悔やむ。 一方最後まで、惜しい試合の連続ながら、1勝しか挙げれなかったイワタニの森下ヘッドコーチは「昨年と同じ星勘定ですが、今年は不完全燃焼に終わった気がするだけに、非常に悔しいですね。来年は今のメンバーを減らさず、能力の高い選手をリクルートして、今年以上の結果を残したいと思います」と本当に悔しそうだった。
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