フムフムVENUS

第5回 百瀬 薫

DIRECTOR: チアリーダーのパフォーマンスで代表的なダンス、といえばラインダンスを思い出される方も多いと思います。 最近はたいていのチームでとりいれられているラインダンス、内容にもそれぞれ趣向が凝らされていて 時には見てる者に感動すら与えますよね! VENUSのダンスの中でも必ず振りに入っています。そんなVENUSのラインダンスのほぼいつもセンターに いる1人が薫です。長身を生かしたそのダイナミックなラインダンスは印象的な方も多いのでは? 実はあのパフォーマンスの裏にはラインダンスへの熱い思いがあったのですね。その思いとは?

かおる:私のチアダンスのこだわりといえば、「ラインダンス」です。 これを除いては私のチア人生は語れません。 私は大学時代、競技のソングリーディング部に所属していました。 一般の方はご存知ないと思いますがチアリーディングとソングリーディングは厳密に言うと違うんです。

ラインダンスはそのソングリーディングの規定に入っている パフォーマー全員が肩を組み、一列になり足を上げるという動作です。 これは東京スーパーボウル他でご覧になられた方も多いと思います。

ラインダンスは1つのパフォーマンスの中で唯一チームメイト全員が触れ合い、お互いを感じられるパートなんです。 そこで周りの人からパワーをもらい、またパワーを与えることが出来るんです。 全員の心が1つになった時に、最高のラインダンスが出来上がります。

 ラインダンスの楽しいところは、チームメイトのオーラを感じることが出来、また思い切り、足を上げられるところ。 ストレス発散になります。 難しいところは、全員のタイミング、波を合わせることです。何十回、何百回も練習しないと なかなか納得したものはできません。 奥が深いラインダンスですから、私は納得のいくまでこだわりを持ち続けたいと思います。

D: ラインダンスって本当に奥が深いですよね。チアリーダーのパフォーマンスでは「シンクロ」が多いに求められますが その究極、とも言えるでしょう。 「シンクロ」は練習量・合せようという気持ち、様々な要素がありますね。 団体スポーツのそもそものよさは一体感でもあるし、そんな気持ちを再認識してよりよいパフォーマンスを 提供していきたいものです。 また、フットボール・チアを見る側もフィールドとの一体感を感じつつ、観戦するのも楽しいと思います!

次のVENUS DAYat東京ドームは10月21日(富士通vsIBM)、22日(LIONSvsクラブダイノス近鉄)です。 WELCOMEダンス(18:30〜22GATE前にて)・PHOTOサービス(各チーム応援受付にて)ハーフタイムショーと 連日で行います。 リーグ戦最後の東京ドームVENUS企画、お見逃しなく! 次はヤオ(VENUS)です。お楽しみに!

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