Xリーグチアリーダー 川崎市中原消防署で「アスタコ」を応援!'11.11.12
Xリーグチアリーダー 川崎市中原消防署で「アスタコ」を応援!
アメリカンフットボールを通じた地域振興を掲げるXリーグと川崎市。その関係は試合会場だけではなく、さまざまな広がりを見せています。 今回、ご紹介するのは11月12日(土)、川崎市中原消防署でのひとこま。 この日はXリーグのチアリーダーたちが試合前に中原消防署を表敬訪問。そこで待っていたのは、日本にまだ2台しか導入例がないという双腕作業機「ASTACO(アスタコ)」でした。
次世代の双腕作業機
アスタコは、震災時や大規模火災の際の重量物の移動・排除などの目的で導入された次世代の双腕作業機。 油圧で動く腕を2本備えていることが大きな特徴で、木材、がれき、パイプなどをつかんで360度回転できるフォークと、アルミサッシなどを切断できるベンチカッターを備え、「掴みながら対象物を切る」、「支えながら、対象物を引っ張り出す」、「長い対象物を折り曲げる」といった、これまでにない複雑で繊細な作業ができます。 また、オペレータの指示に従って把持力が自在にコントロールされるので、「軟らかく壊れやすい対象物を把持する」といった、繊細な作業が実現できるなど、繊細さとパワーを両立した作業が可能も可能になります。 アスタコが中原消防署に導入されたのは今年の7月。特別救助隊24名のうち、10名が運転操作するための免許を取得済にとのことですが、今年10月中旬には初出動。宮前区での倉庫火災の現場で、消火スペースを確保する際に活躍したそうです。
アスタコとチアリーダーのランデブー
さて、この日、中原消防署に登場したチアリーダーは、富士ゼロックスミネルヴァAFC、オール東京ガスクリエイターズ、オール三菱ライオンズ、ハリケーンズの4チームから12名。
チアリーダーたちに見守られながらアスタコが登場して2本の腕を高く振り上げると、通りがかりの人たちも立ち止まり、子供たちから歓声が上がるほど。 撮影の準備の際には、偶然にも消防大学の研修ツアーの皆さんを載せたバスが到着し、全国の消防署の幹部の皆さんとアスタコ、チアリーダーたちの記念撮影も行われました。
このアスタコ、消防イベントなどでは子供たちから大人気で、常に人だかりができるそうです。
日本での導入は、東京消防庁と、この中原消防署のみ。これからも安心して暮らせる川崎市のために頑張ってほしいと、中原消防署の皆さんとアスタコのために、あらためてチアリーダーから激励の声が送られました。
イベント名 | Xリーグチアリーダー 川崎市中原消防署で「アスタコ」を応援! |
日 時 | 2023/11/12(土) |
場 所 | 川崎市中原消防署 |
内 容 | 中原消防署訪問 |
参加チーム | オール東京ガスクリエイターズ オール三菱ライオンズ ハリケーンズ 富士ゼロックスミネルヴァAFC ※50音順 |